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ベトナムの風に吹かれて

ベトナムの風に吹かれて

2015 / 日本・ベトナム / カラー / 114分 / BD

監督 大森一樹
脚本 大森一樹、北里宇一郎
原作 小松みゆき
出演 松坂慶子、草村礼子

ベトナム・ハノイで日本語教師として働くみさおの元に、父の訃報が飛び込んできた。
故郷・新潟で目のあたりにしたのは、認知症を煩い、父の死さえ理解していない母シズエの姿。後妻として家に入った母の血縁者は自分一人。みさおは、兄たちの反対をおしきり、ベトナムに母を連れていく決意をする。

main1© 「ベトナムの風に吹かれて」製作委員会

公式サイト

映画『ベトナムの風に吹かれて』公式サイト

予告編

監督プロフィール

大森監督1
大森一樹
1952年大阪市生、京都府立医大卒。
高校時代から8ミリ映画を撮り始め、1977年、シナリオ「オレンジロード急行」で城戸賞受賞、翌年同映画化で劇場映画監督デビュー。
以後、80年に自身の医学生時代を描いた「ヒポクラテスたち」(監督・脚本)、81年に村上春樹原作「風の歌を聴け」(監督・脚本)、88年には「恋する女たち」「トットチャンネル」(監督・脚本)で文部省芸術選奨新人賞受賞。89年から平成ゴジラシリーズを手がけ、「ゴジラVSビオランテ」「ゴジラVSキングギドラ」(監督・脚本)他脚本2本を執筆。
他に、SMAP主演の「シュート!」(94・監督)「緊急呼出し~エマージェンシーコール」(95・監督・脚本)「わが心の銀河鉄道~宮沢賢治物語」(96・監督)、「悲しき天使」(06・監督・脚本)など30本近い作品がある。
最新作の日本ベトナム合作映画「ベトナムの風に吹かれて」(15)は、ベトナムでも公開。
また、近年日本映画の若手監督を数多く輩出している大阪芸術大学映像学科で、2006年より学科長を務め、若手映画人の育成に携る。日本映画監督協会理事。