【作者作品解説】
肩に性感帯のある咲子(25)と
その彼氏、堀川(28)は付き合って3年が経っていた。
堀川は咲子の性癖にうんざりして、
自身の身体を鎖で縛って慰めていた。
それを知った咲子は鎖と一緒につかう錠前の鍵を
こっそり内緒で持ち出し…。
二人の関係の亀裂から修復までを描いたコメディドラマ。
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「それは連鎖のごとく」 谷口譲
- 心証を表現しようとする意志の強さを感じます。
- 密室劇でなかなか見ていてつらいのだが、めずらしい話で悪くなかった。こういう発想はなかなかない。地味におもしろい。
- 何がどこへ連鎖しているのか、今一つ分からなかった。あの小さい写真の下に彼女の写真があるのだろうとは何となく察しがついた。しかし、映像はきれいだったしエンディングの音楽は良かった。
- お互いの性癖をさらけ出してハードルを乗り越えるカップルの微笑ましさと彼氏の一人芝居の熱演に感じるものがあった。
- ふたりの趣味がいっしょでよかった
- 俳優の方の縛られるシーンはすごかったですね。苦痛を耐え忍ぶ姿を見ていたらこちらまで苦しい気分にさせられました。
- 男性の、本当に好きなのかもと思わせるほどの熱演に脱帽です。が、あのシーンはちょっと長過ぎるのでは?性癖という難しいテーマに挑んだ点は評価されます。
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