小林茂 ドキュメンタリー映画撮影監督、写 真家
1954年生れ。「福祉」を問い続ける柳沢寿男監督の作品に助監督として参加したのを機にドキュメンタリー映画の世界に入る。佐藤真監督「阿賀に生きる」の撮影により日本映画撮影監督協会第1回JSC賞受賞。アフリカのウガンダの孤児たちを写 真取材し写真展「ウガンダに生れて」を全国で開催中。現在北海道で炭坑のドキュメンタリー「闇を掘る」の撮影で忙しい。97年初監督として「放課後」を完成。にいがた映画塾には第一期から撮影講師として参加。長岡市在住。
馳星周(はせせいしゅう) 作家
1965年、北海道生れ。出版社勤務をへて、本名の坂東齢人で「本の雑誌」などに書評を連載。96年に『不夜城』で衝撃的デビュー。大ベストセラーとなり、吉川英字文学賞を受賞し昨年、リー・チーガイ監督、金城武主演で映画化された。97年『鎮魂歌 不夜城U』で推理作家協会賞を受賞。98年に『夜光虫』『漂流街』を上梓。現在、「小説宝石」にて『狼』を連載中。大のサッカーファンであり98年のワールドカップ観戦記を金子達仁との共著『蹴球中毒』にまとめた。香港映画ファンとしても知られペンネームは香港の喜劇王、周星馳(チャウ・シンチー)から取ったもの。『メイド・イン・ホンコン』を「私にとって宝物のような映画」と絶賛しておられる。