――――― 企画&ゲストの紹介 ―――――

 

 映画監督・アクション監督
 1970年、奈良県生まれ。倉田アクションクラブで学び大学卒業後、93年香港へ。アクション指導、スタント、俳優業など多方面で活躍する「香港スタントマン協会」の正式会員。参加作品に「修羅雪姫」「あヽ! 一軒家プロレス」(日本)「モータル・コンバット2」「ブレイド2」(アメリカ)「東京攻略」「ツインズ・エフェクト」(香港)「ヘブン・アンド・アース」(中国・アメリカ他合作)等、各国にまたがる。オリジナルビデオ「無人島物語〜BRQ〜」「陰忍術 しのび」で監督業に進出。ゲームムービー「鬼武者3」にはアクション監督として参加。著作に「燃えよ!!スタントマン」。現在「映画秘宝」に「谷垣健治のアクション・バカ街道」を連載中。
公式サイトは、http://www.kme.ne.jp/index.shtml
トークのお相手は俳優の小林三四郎さんです。


 映画監督・撮影監督
 1954年、新潟県生まれ。柳澤寿男監督の助監督を経て、「阿賀に生きる」(佐藤真監督)の撮影により日本撮影協会第1回JCA賞を受賞。監督・撮影作品に「こどものそら」「ちょっと青空」。現在「わたしの季節」制作中。長岡市在住。


 映画監督
 1959年東京出身。日本大学芸術学部映画学科卒業。PR広告、映画、ビデオの脚本・演出家を経て映画監督小栗康平の助監督を務める。1992年に初めてフィリピンのバギオを訪れ、それ以来、キドラット・タヒミック等のフィリピンの映画人との交流を続けてきた。1996年より生活の拠点をバギオに移し本格的に「アボン/小さい家」企画に取り組んだ。


 映画監督
 1953年、新潟生まれ。伊丹十三監督等に助監督としてつき、1992年日本ビクター新人映像作家シリーズ第三弾「C〈コンビニエンス〉ジャック」にて劇場用映画を初監督・脚本。その後1998年に大竹しのぶ主演のテレビドラマ「月のかたち」の演出・脚本でギャラクシー賞、民間放送連盟優秀賞を受賞。他の映画作品として原田知世・渡部篤郎主演の「落下する夕方」のプロデュース及び、宮沢りえ・佐藤浩市主演の「うつつ」(監督・脚本)がある。最新作は来年2月公開の「雨よりせつなく」。



 当地から映像作家を生み、さらにその作品の配給も目的にするこの部門。厳正な審査による入賞作品を上映。鮮烈な映像群にぜひご期待下さい。今回はゲストに映像作家の金井勝氏、中島崇氏を迎え、自作の新作個人映画の上映とワークショップも合わせて開催します。映像制作に興味のある方ならぜひ足を運んでみてください。

「スーパードキュメンタリー 前衛仙術」  2003年 日本

カラー/33分/英題“SUPER DOCUMENTARY THE AVANT-GARDE SENJYUTSU”/英語字幕付/監督:金井勝/オーバーハウゼン国際短編映画祭 国際批評家連盟賞受賞
 作者の金井勝が、自分の中に住む別人・金井勝丸の日常と妄想とをドキュメントした作品。還暦を当に過ぎた映像作家の金井氏のまさに暴れん坊のような精神と熟練した眼差しが混在して生出したキテレツ怪奇な快作!新感覚仙人ムービー。若者の若さに打ち克つために今日も勝丸は21世紀に適応する前衛仙術の修行に精を出す。

金井勝

 1936年生れ。大映の撮影助手からスタートし、劇場映画等の撮影監督、ドキュメンタリーの演出や自主映画の監督、その傍らイメージフォーラム研究所、東京造形大学等で講師を務める。
 主な作品、『無人列島』(’69)=ニヨン国際ドキュメンタリー映画祭グランプリ、『夢走る』(’87)=メルボルン映画祭最優秀短編映画賞、他。


公園に来る人々  2004年 日本

カラー/15分/英題“PEOPLE WHO COME TO THE PARK”
監督:中島崇
 東京の片隅の公園で起こる様々な現象。カメラはこの様子をとらえたのちに、天空高く遠ざかり、やがてまた別の公園と着地する。日頃通り過ぎるだけでは何も見えない日常の場を凝視する事によって全く新しい発見を促し、そこには首を傾げたくなるような不思議な世界が顕れる。循環の構造を持った実験的ドキュメンタリー作品。

中島崇

 1951年東京生まれ。イメージフォーラム創立メンバーで「月刊イメージフォーラム」編集長等を務め、長岡造形大学、東京造形大学、多摩美術大学で映像制作を教える。主な作品、『南岸沿』('71)、『セスナ』('74)、『FIVE DAYS』('02-'03)、『埋もれた話』('03)、他。



日時:2004年9月25日(土)16:00〜17:00 
講師:羽賀友信 長岡市国際交流センター長
主催:市民映画館をつくる会/新潟アジア文化祭実行委員会
共催:長岡市/長岡市教育委員会/長岡市国際交流協会
※入場無料 定員450名
※ロビーにてアフガニスタンの写真展を行います。9/21〜9/26 無料

羽賀友信(はがとものぶ)
 長岡市国際交流センター長
 1980年、カンボジア難民援助医療プロジェクトの医療調整員としてタイに赴任。その後、子どもの自立をめざす「自然塾」を主催。2001年から長岡市国際交流センター長として、市と周辺の国際交流・国際協力事業の振興や指導などを行う。市教育委員、新潟県NGOネットワーク理事長なども務める。2003年11月から、JICA東京の国際協力サポーター第1号として活動中。