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作品紹介「沖縄 うりずんの雨」

沖縄 うりずんの雨

2015年 / 日本 / カラー / 148分 / BD

監督:ジャン・ユンカーマン 企画・製作:山上徹二郎 撮影:加藤孝信、東谷麗奈
音楽:小室等 製作・配給:シグロ 

1945年4月1日、アメリカ軍が沖縄本島に上陸。6月23日(現在の慰霊の日)まで12週間に及んだ沖縄地上戦では4人に一人の住民が亡くなりました。本作は、当時同じ戦場で向き合った元米兵、元日本兵、そして沖縄住民に取材を重ね、米国立公文書館所蔵の米軍による記録映像を交えて、沖縄戦の実情に迫ります。また、戦後のアメリカ占領期から今日に至るまで、米軍基地をめぐる負担を日米双方から押し付け
られてきた、沖縄の差別と抑圧の歴史を描き、現在の辺野古への基地移設問題に繋がる、沖縄の人たちの深い失望と怒りの根を浮かび上らせます。

sub6©2015 Siglo

sub5-1©2015 Siglo

main-3©2015 Siglo

公式サイト

『沖縄うりずんの雨(戦後70年、沖縄は問いかける)』公式サイト

予告編

映画祭スタッフより

本土からもアメリカからも差別され傷つけられてきた沖縄。

異国の地で酒に溺れる米兵は一生の罪を背負い、日本人の理解を得ようと交流する米兵も一緒くたに「ヤンキー、ゴーホーム」とゲート前で罵られる。

沖縄に基地があるということは民衆にとってこんなにも悲しいことなのだと涙が出ました。
地上戦体験者の証言も忘れられません。
これからは様々な立場や考え方の人とこの問題について話し合いたいです。

ジャン・ユンカーマン監督でなければ写せなかったドキュメンタリーだと思いました。(M)