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第29回ながおか映画祭 詳細発表! 2024年9月13日(金)~16日(月・祝)長岡リリックホール スケジュール、作品、ゲスト情報 続きを読む以降が最新情報です!(ながおか映画祭に関わる~準備中です。※過去の文章が残ったものです。)

心優しい映画ファンの皆様へ
前略
 皆様のご声援により第29回ながおか映画祭を開催することが出来ました。感謝申し上げます。それでは作品をご紹介いたします。先ず、『壊された5つのカメラ パレスチナ・ビリンの叫び』はイマード・ブルナートさんが四男が生まれたのをきっかけにカメラを手に入れ撮り始めたものがパレスチナ民衆運動の記録となっていくというドキュメンタリー映画です。パレスチナの市民の目線で記録された作品です。次に、『最初の54年間―軍事占領の簡易マニュアル』は監督が理事を務めるNGO「Breaking the Silence」が元イスラエル兵の証言を集めそれらを元に構成した作品でイスラエルの作品です。『ある映画のための覚書』はイグナシオ・アグエロ監督の最新作で2023年に山形ドキュメンタリー映画祭で上映されました。植民地化の深い傷跡が残るチリのマプチェ・コミュニティで続く土地闘争を描き出しています。娯楽作品として香港映画『天使の涙 4K』、林海象監督の代表作『我が人生最悪の時 4Kデジタルリマスター版』を上映いたします。子育てが終わった方、子育て世代の方、そして、フランス版やアメリカ版『スリーメン アンド ベイビー』をお好きだった映画ファンの皆様へ新潟県初公開の『おーい!どんちゃん』をお勧めいたします。「横道世之介」、「さかなのこ」、「南極料理人」などの名作を監督した沖田修一作品で主演のどんちゃんを監督の娘さんが演じています。とてもハートウォーミングな作品です。そして、『福田村事件』をご存知ない方がいらっしゃいましたら是非ご覧いただくことをお勧めいたします。また、この映画を制作した太秦の代表の小林三四郎さんは柏崎出身です。今年も長岡インディーズムービーコンペティションを開催し現在作品募集中(7月24日締め切り)ですがその受賞作品を上映いたします。もっともいまの日本を映し出す作品を多く観れるはずです。『老ナルキソス』監督の東海林毅さんは長岡インディーズムービーコンペティション出身者です。おなじみの小林茂監督作品は『わたしの季節』 の上映と鼎談「重い障害者から学んだこと――津久井やまゆり園事件と『わたしの季節』」講師:小林茂監督、小森はるか(映像作家)、小林知華子(『阿賀に生きる』冥土のみやげ企画スタッフ・介護福祉士)を行います。『絶唱浪曲ストーリー』も港家小柳師匠、玉川祐子師匠のお二人が主役の港家小そめさん以上に魅力的で人生を深く考えることが出来つつ元気になれるドキュメンタリー映画です。最終日には川上アチカ監督と小林茂さんの対談もあります。さて、最後に『ひろしま』をご紹介します。小学校高学年以上のすべての方にお勧めいたします。原爆の悲劇をえがいた作品としてはジャンルが違いますが「はだしのゲン」と同じくらいに後世にまで引き継ぎたい映画です。どうぞこの機会をお見逃しなく!映画ファンの皆様のお越しをお待ちしております!
草々

第29回ながおか映画祭チラシ内面PDF第29回ながおか映画祭チラシ表裏PDF

『おーい!どんちゃん』のゲスト(2日間共):沖田修一監督、(坂口辰平さん、大塚ヒロタさん、遠藤隆太さんの3名は現在登壇予定です。)