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第25回ながおか映画祭作品情報

      2020/12/15

第25回ながおか映画祭はすべて終了いたしました。

チケット販売は終了いたしました。

ZOOM申し込み方法 cc.nagaoka@gmail.com へ 件名 zoomトーク 本文にお名前、日にち、イベント名を記入してお送りください。後日zoom情報をお送りいたします。←終了いたしました。

公開市民講座 地球広場センター長 羽賀友信による 『少女は夜明けに夢をみる』解説

https://vimeo.com/488792859

上記講座は無料でご覧いただけます。

第25回ながおか映画祭 作品紹介
『タゴール・ソングス』
2019/日本/105分/ベンガル語、英語/カラー/DCP/ドキュメンタリー
監督:佐々木美佳/All Songs by ラビンドラナート・タゴール
撮影:林賢二/録音・編集:辻井潔/整音:渡辺丈彦/構成・プロデューサー:大澤一生
出演:オミテーシュ・ショルカール、プリタ・チャタルジー、オノンナ・ボッタチャルジー、ナイーム・イスラム・ノヨン、ハルン・アル・ラシッド、レズワナ・チョウドリ・ボンナ、クナル・ビッシャシュ、シュボスリシュ・ロエ、ニザーム・ラビ、ラカン・ダース・バウル、スシル・クマール・チャタルジー、リアズ・フセイン、鈴木タリタ/現地コーディネーター:モヒウッディン・ルーベル・デルタ、タシュヌヴァ・アナン、二ロエ・オディカリ/ベンガル語翻訳:スディップ・シンハ、佐々木美佳/タゴール・ソング翻訳監修:奥田由香/英語翻訳:細谷由依子
製作・配給:ノンデライコ
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激動のインドを生き抜いた詩人・タゴール
彼の創った歌は時を超え、ベンガルの人々と共に生き続ける―――

非西欧圏で初めてノーベル文学賞を受賞したラビンドラナート・タゴール。イギリス植民地時代のインドを生きたこの大詩人は、詩だけでなく歌も作っており、その数は二千曲以上にものぼります。「タゴール・ソング」と総称されるその歌々はベンガルの自然、祈り、愛、喜び、悲しみなどを主題とし、ベンガル人の生活を彩りました。そしてタゴール・ソングは100年以上の時を超えた今もなお、ベンガルの人々に深く愛されています。なぜベンガル人はタゴールの歌にこれほど心を惹かれるのでしょうか。歌が生きるインド、バングラデシュの地を旅しながらその魅力を掘り起こすドキュメンタリー。

国境や民族を越えた普遍性を持つ歌のちから
日本人の風土や郷愁にも通ずる、タゴール・ソングの魅力

監督は佐々木美佳。若干26歳、ドキュメンタリーの制作自体が今回初めての佐々木監督は、ドキュメンタリーの制作自体が今回初めての佐々木監督は、東京外国語大学在学中にベンガル文学に魅了され、その文化を知ってゆく過程でタゴール・ソングと出会いました。アカデミックなアプローチとは全く異なるドキュメンタリーという手法によって、過去と現在、さまざまな人々を繋ぐ“歌”の真の姿に迫る重層的な作品に完成させました。
日本人にとってはるか遠いベンガル地方で生まれた歌なのにも関わらず、タゴール・ソングは懐かしくも新鮮に心に響きます。唱歌や演歌のようなクラシックでスタンダードな歌でありつつ、瀧廉太郎の抒情性、宮沢賢治の荘厳さ、中島みゆきの気高さ、ブルーハーツの激情を併せ持ったような、国境や民族を越えて、今を生きる全ての人々に伝わる普遍性を持つ歌なのです。
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◎解説

ラビンドラナート・タゴールとタゴール・ソング
1861年、インドのコルカタに生まれる。8歳から詩作を始め、文学者のみならず、音楽家、教育者、思想家、農村改革者として、どの分野においても天才的な偉業を残した。1913年には詩集「ギーターンジャリ」によってアジアで初めてノーベル文学賞を受賞。ベンガル文学界の5大人物のうちの一人とされ、死後もなおベンガルの文学・芸術界に大きな影響を与え続けている。
タゴール・ソングは、彼が生涯にわたって作り続けた歌の総称で、その数は二千曲を超える。歌のテーマはベンガルの自然、祈り、愛、感情、民族、祭りなど多岐に及び、タゴール・ソングはインド、バングラデシュ両国の国歌として用いられている。ベンガルではタゴール・ソングを歌うことで身を立てる歌手がおり、習い事としてタゴール・ソングを習うことはごく一般的であり、今も広く聴かれ、歌われている。

ベンガル:ベンガル湾の頂点に位置するインド亜大陸の東部に位置し、ラビンドラナート・タゴールの母語であるベンガル語が話されている地域。ベンガルは、1947年のインド独立後、コルカタ(旧・カルカッタ)を中心としたインド東部と東パキスタンに分割された。1971年のバングラデシュ独立戦争により、東パキスタンはバングラデシュとして独立した。 現在、ベンガルはインドの西ベンガル州とバングラデシュに分かれている。

 

『少女は夜明けに夢をみる』
Starless Dreams

無垢な魂は、悲しみの羽をもつ――

イランの少女更生施設―残酷な世界で、愛を乞う叫びに心震えるドキュメンタリー
監督:メヘルダート・オスコウイ
配給:ノンデライコ
宣伝:テレザ、リガード
2016/イラン/ペルシア語/76分/カラー/DCP/ドキュメンタリー
© Oskouei Film Production

この過酷な現実にどう向き合うのか――。少女たちの心の叫びに、いま世界は涙する。

わたしの罪状? 生まれてきたこと。
わたしの夢? 死ぬこと。

高い塀に囲まれたイランの少女更生施設。無邪気に雪合戦に興じる、あどけない少女たちの表情を見ていると、ここが厳重な管理下におかれた更生施設であることを忘れてしまいそうになる。
ここには強盗、殺人、薬物、売春といった罪で捕らえられた少女たちが収容されている。社会と断絶された空間で、瑞々しく無邪気な表情をみせる少女たち。貧困や虐待といった過酷な境遇を生き抜いた仲間として、少女たちの間に流れる空気は優しく、あたたかい。しかし、ふとした瞬間に少女たちの瞳から涙が溢れ出す。自分の犯した罪と、それに至った自分の人生の哀しみを思う時に。
家族に裏切られ、社会に絶望してもなお、家族の愛を求め、社会で生きていかざるを得ない少女たち。レバノンのスラム街の少年を描いて話題となった『存在のない子供たち』(08)同様、「見えない存在(インビジブルピープル)」として、疎外されてきた彼女たちの心の嗚咽が問いかける。少女たちの罪の深さと、人間の罪深さとを――。

この施設には“痛み”が充満し、壁から溢れ出ている―――
そう、わたしたちは愛情を知らず、ゴミの中で生きている。

撮影許可に7年もの歳月をかけ、少女たちの抑圧された物語に光をあてたのは、イランを代表するドキュメンタリー作家のメヘルダード・オスコウイ。少女たちとの強固な信頼関係と親密な時間から生まれた崇高なドキュメンタリーが、公開となる。
心身ともに深く傷ついた彼女たちにとっては、義父や叔父による性的虐待にさいなまれ、あるいはクスリよって崩壊した家庭は、もはや安息の場所ではありえない。ストリートにも家にも自らの居場所がない彼女たちにとってこの施設は、皮肉にも、“痛み”という共通の体験によって深く結ばれた一種の運命共同体、最後の魂のアジール(避難所)に他ならない。
その<避難所>でキャメラは、一人一人の少女たちの繊細な内面に深く分け入り、本源的な“痛み”そのものを深い共感をこめて描き出す。わたしたち見る者を、彼女たちの人生に寄り添わすかのように――。

 

『ラオス 竜の奇跡』
2016/日本・ラオス/カラー/112分/BD
監督:熊沢誓人 プロデューサー:森卓 出演:井上雄太、ティダー・シティサイ、他
2015年急激な都市開発が進むラオス。家族とのすれ違いで故郷を飛び出した「ノイ」は森に迷い、55年前の1960年の内戦中のラオスへと迷い込んでしまう。そこでダム建設調査の為、ラオスに渡った日本人青年川井に出会う。
(C)ジャパン-ラオス・クリエイティブ・パートナーズ

 

『チョコラ!』  2008年  94分
◇クレジット
監督:小林茂 撮影:吉田泰三 整音:久保田幸雄 編集:秦岳志 特別協力:佐藤真
アソシエイト・プロデューサー:秦岳志 プロデューサー:矢田部吉彦 音楽:サカキマンゴー
製作協力:「小林茂の仕事」Oタスケ隊 助成:芸術文化振興基金、財団法人 新潟県国際交流協会
製作:カサマフィルム 配給:東風
2008年|日本|94分|HD|スタンダード|カラー|ドキュメンタリー|英題:Chokora!
(C) 2009 Yoshida Taizo

◇作品概要
東アフリカ、ケニア共和国、首都ナイロビから車で1時間。標高1500mにある人口10万人の地方都市・ティカ。この街のストリートで暮らす子どもたちは、鉄くずやプラスチックを拾い集めて生計を立て、夜の厳しい寒さや空腹を忘れるためにシンナーを吸う。「チョコラ」とはスワヒリ語で「拾う」、侮蔑的な意味も持つ。そんな中でも彼らは仲間と出会い、助け合いながら生きていく。それぞれ人には言えない事情を抱えながら…。監督は、『阿賀に生きる』の名カメラマン・小林茂。被写体とカメラの信頼関係を起点とした映画づくりの手法が本作でも受け継がれている。音楽のサカキマンゴーの親指ピアノもまた、子どもたちの心情を掬いとる。

 

『-白根紙鳶見聞録 – 凧ノ国』(シロネイカノボリケンブンロク タコノクニ)
2020年 74分
■作品のあらすじ 新潟県新潟市南区。300年の歴史をもつ白根大凧合戦。毎年6月に5日間開催される。  この地域で「凧揚げ」とは川を挟んで互い揚げた凧の綱を絡ませ引っ張り合い、綱を切  ることを言う。各組の人々が1年間をかけ、素材集めから製作まで自分達で行い、合戦  までを待つ。その様子を三年間に渡り、カメラを向けた。  そこに住む人々の生き様を記録した映像。

◯スタッフ
監督 梨本諦嗚 、撮影監督 宮野和真 、題字 Yocco 、ポスターデザイン 原達明
朗読 相良諒 、音楽 長嶌寛幸

 

『Last Lover ラストラバー』  2019年  105分

●作品解説
「亡くなった恋人が戻ってきたとしたら、あなたならどうしますか?」
朝、美優が目を覚ますと、隣にいるはずの光希がいなかった。いつもふざけている光希の イタズラだと思ったら、夜間運転の事故で亡くなっていた。?
それからと言うもの美優の周りで殺人事件や、怪奇な現象が起き始める。霊感の強い美優 は、何か関連性があるのではないかと思い先輩の小西に相談する。光希とは正反対の真面 目な好青年で、そんな親身になってくれる小西に美優は惹かれて行った。?
しかしそんな時、イタズラかの様に光希が姿を現す。美優に未練があり、地縛霊として戻 ってきたと言う。また楽しい2人の生活が始まるが、霊との同棲生活は楽しいだけではなかったー

●キャスト紹介
優美早紀、安藤慶一、新井敬太、金久保マユ、根矢涼香、ほか
●スタッフ紹介
プロデューサー:岡元雄作、ラインプロデューサー:神原健太朗、監督:岡元雄作、録音:古茂田耕吉、美術:中山美奈(propsN)、音楽:田中マコト
主題歌:「Last Lover」天野 花

 

『夢みるように眠りたい』|2020年デジタルリマスター(初版1986年) 84分

脚本・監督:林海象
製作:映像探偵社
林海象監督デビュー作
幻の名作がスクリーンによみがえる
映像探偵社製作、シネセゾン配給で1986年に劇場公開された『夢みるように眠りたい』がデジタルリマスターとなってよみがえる。本作は『私立探偵濱マイク』シリーズはじめ『アジアンビート』『ZIPANG』『彌勒 MIROKU』などの作品を映画を世に放ってきた林監督のデビュー作である。当時29歳、全く無名で現場経験もゼロだった林海象が、モノクロ・サイレントの手法を用いて撮った昭和30年代頃の浅草を舞台にした探偵物語。「状況劇場」(唐十郎)で活躍していた佐野史郎の映画初出演&主演作。吉田義夫、大泉滉、深水藤子、あがた森魚、遠藤賢司といった個性派が脇役を固める。幻の名作が、34年の時を経てスクリーンに!脚本・監督 林海象京都府京都市生まれ。映画監督、映画プロデューサー、脚本家。東北芸術工科大学教授。映画では『夢みるように眠りたい』『私立探偵 濱マイク 3部作』『探偵事務所 5シリーズ』『彌勒』、テレビドラマでは『黒蜥蜴- BLACK LIZARD-』他、作品多数。2019年、監督作品『BOLT』が「第22回上海国際映画祭」のパノラマ部門(受賞対象外の話題作品)の正式招待作品として上映。2020年、監督デビュー作である『夢みるように眠りたい』が、「英国映画協会が選ぶ、1925~2019年の優れた日本映画95本」の1本に選出。また、映像のみならず舞台の世界でも活躍の場を広げており、2019年には舞台『ロストエンジェルス』の演出を、2020年には舞台『かげぜん』の演出を手掛けた。

STORY
大正7年。初めての女優主演映画といわれる帰山教正監督「生の輝き」の以前に、実は月島桜が主演した「永遠の謎」という映画があった。しかし、この「永遠の謎」は、警視庁の映画検閲によって妨害され、ラストシーンが遂に撮影されないまま、その名を映画史から消されてしまった……。 昭和のはじめ、東京。私立探偵・魚塚甚(佐野史郎)の元に、月島桜と名のる老婆(深水藤子)から、誘拐された娘・桔梗(佳村萠)を探して欲しいとの依頼がくる。調査を続けるうちに、魚塚は、この事件全体がまるでドラマのように出来すぎていることに気がついていく……

CAST
佳村萌 / 佐野史郎 / 大竹浩二 / 大泉滉 / あがた森魚 / 小篠一成 / 中本龍夫 / 中本恒夫 / 十貫寺梅軒 / 遠藤賢司 / 草島競子 / 松田春翠 / 吉田義夫 / 深水藤子

STAFF
●製作・監督・脚本:林海象 ●撮影:長田勇市 ●製作:一瀬隆重 ●美術:木村威夫 ●音楽:熊谷陽子 / 浦山秀彦 / 佳村萠 / あがた森魚 ●照明:長田達也

 

渡邉高章監督∞俳優:星能豊特集

『STAY HOME』
2020/1m55s/color/Cinemascope/stereo

< 物語 >
2020年4月、日本はコロナ禍、緊急事態宣言が発令され、子どもたちにとっても緊張感のある日々が続いていました―ザンパノシアターの子どもと一緒につくる小映画シリーズの一つ。「いっさい」の世界を描いた『サヨナラ、いっさい』に始まり、妹が生まれた『ボクのワンダー』、兄妹の日常『ほだかとまどかとだんごむし』、コロナ禍の本作『STAY HOME』と『いえにいる』、そして、コロナ以降の世界を描いた新作『楽園の船』、子どもたちの成長とともに映画はあります。

< 出演者>
渡邉帆貴 渡邉円花

< スタッフ >
製作 ザンパノシアター / 音楽 サンサウンド
監督・脚本・撮影・録音・編集・制作 渡邉高章

『別れるということ』
2020/20m00s/color/16:9/stereo
< 物語 >
土手を歩く喪服姿の男女五人、自主映画団体「リバーサイドシアター」の面々だ。団体に入ってまだ日が浅い長浦もその一人、目の前の風景に故人といた日々を思い浮かべていた。出会いのこと、映画のこと、これから何かを一緒に始めようとすること。そして、別れるということ。

< 出演者(役名)>
星能豊(長浦恵太) 梢栄(鞍月奈美子) 藤原未砂希(戸板香織)
松井美帆(橋立麻耶) 美南宏樹(田上秀人) 常間地裕(小松駿)
本庄司(俳優) 長山浩巳(俳優) 窪田翔(俳優) 山本美穂(メイク)
舟見和利(俳優)

< スタッフ >
企画・製作・脚本 星能豊  共同製作 ザンパノシアター
音楽 隙間三業  撮影・スチール アベトモユキ
衣装 カミフクモトジュン(tone) 撮影協力 村口知巳
監督・録音・編集・制作  渡邉高章

 

『川を見に来た』
We came to see the river
2019/30m00s/color/16:9/stereo

< 物語 >
葛城航は、妻と離婚し、川のある地元に帰ってきた。そこには妻子に逃げられた弟の湊がいた。その日川には、行方不明の夫の姿を探している平成子、惰性な不倫関係を続けている梶修平と朝倉麦、暇な時間を持て余す役者の昭本和夫と明石治らもいた。彼らが一堂に会した時、事件は発生する。

< 出演者(役名)>
本庄司(葛城航)、滝沢めぐみ(平成子)、北林佑基(葛城湊)、星能豊(梶修平)
岡田彩(朝倉麦)、鈴木義君(昭本和夫)、瀧腰教寛(明石治)、松井美帆(航の元妻)

< スタッフ >
製作 ザンパノシアター / 音楽 サンサウンド / 撮影 アベトモユキ / 題字 岡崎絵美
衣装 カミフクモトジュン(tone) / 監督・脚本・録音・編集・制作 渡邉高章

 

『土手と夫婦と幽霊』
The River Bank,the Couple,the Ghosts
2018/59m20s/B&W/16:9/stereo

< 物語 >
小説家の「私」は葬式の帰り、「高橋」に誘われて土手沿いに住む「女」の元に連れて行かれる。気付けば「私」は記憶の大半を失っており、そのまま「女」の家に居座ることになる。思い出せない記憶、不味い食事、ぬるい風呂……輝きを失ったこの世界にはルールがあった。

< 出演者(役名)>
星能豊(私) カイマミ(女) 佐藤勇真(高橋) 小林美萌(髪の短い女)
由利尚子(私の妹) 舟見和利(妹の元夫) 狗丸トモヒロ(妹の彼氏)
中嶋定治(ミュージシャン) 松井美帆・渡邉帆貴(母子)

< スタッフ >
製作 ザンパノシアター / 音楽 押谷沙樹 / スチール 田畑友子 / デザイン 岡崎絵美
衣装協力 カミフクモトジュン(tone )/ 監督・脚本・撮影・録音・編集・制作 渡邉高章
※4作品ご覧いただけます。

 

『長岡インディーズムービーフェス 目指せ!池袋シネマ・ロサ! 2020』
「今、日本で一番面白い映画を上映するのがインディーズ映画の聖地=池袋シネマ・ロサです。」と昨年の映画祭のチラシに書かせていただきましたが新型コロナ禍の影響で感染防止のためにいままで行ってきたような映画上映がまだまだ出来ない状況のようですがこの先の完全復活も観客と作り手、送り手の皆で力を出し合えば可能だと信じています。そんなことで目指せ!池袋シネマ・ロサそして、全国の映画ファン、世界の映画ファンへ・・・映画よ届け!世界に羽ばたく前の監督作品を観れる絶好の機会です。
上映は下記の順番でご覧いただけます。(※1本につないであります。)インディーズムービー13作品がご覧いただけます。
グランプリ 此処に住むの素敵  監督:団塚唯我
準グランプリ 私の居る場所   監督:帯瀬利明
監督賞 帰り道         監督:東海林毅
撮影賞 Rie           監督:かまだともゆき
俳優賞 ブースト        監督:木場明義
俳優賞 そんな別れ。      監督:渡邉高章
審査員特別賞 ネイバーフッドインベイション 監督:山梨のかいじ
審査員特別賞 私にティッシュをください。   監督:田邊馨
奨励賞 崩壊をくれ。      監督:櫻井保幸
奨励賞 命が笑っている     監督:松隆祐也
奨励賞 Blue/Orange      監督:山川智輝
脚本賞 さよならは聞き足りない  監督:木島悠翔

特別招待作品 1杯のモヒンガー 監督:北角裕樹

グランプリ 『此処に住むの素敵』 2020年 23分

あらすじ
夢の中で天国に来てしまった菜摘。そこには小学校の時交通事故で命を落とした旧友、酒井がいた。彼らが過去に思いを馳せていると、菜摘の母和美が、娘を起こしに天国までやってきた。まだ起きたくないわ。逃げないと逃げないと。でもお母さんは大好き。どうしよう。
スタッフ
撮影 団塚唯我 Seba 録音 三村一馬 照明 西野正浩 Seba 助監督 大西諒
キャスト
佐藤鈴奈 サトウヒロキ 川隅奈保子 櫻井保幸

 

準グランプリ 『私の居る場所』  2020年 29分45秒

あらすじ
17才の彩香は、父亡き後、一家の家事と祖母の介護を担って来た。心を許せるのは、
同級生で親友の愛だけ。妹に大学院生の家庭教師がつき、家を度々訪れることになる。
彩香の心が揺れ始める。

キャスト
彩香 阿部優菜(東区市民劇団 座・未来)、文香 とわこ(東区市民劇団 座・未来)、智子 松岡未来、高木 小山恭平(劇団カタコンベ)、愛  石岡夏帆
祖母 高橋景子(劇団第二黎明期)、高木の恋人 荒木夏実、門脇巧弥 能口知也 加藤未泉 藤由菜乃花 宮川 雛

スタッフ
制作 笹崎 隆 荒木夏実 髙橋秀彰 菊池恒美 西条由宇 中川千夏 本多香織 五十嵐奈穂子 武藤 訓
録音 宇佐美 基 佐藤祐介 照明 笹崎 隆 撮影・照明助手 武居 亮 前山秀樹 協力 株式会社サニーレイン 薩摩屋 宮尾農園 ゆいぽーと 監督・脚本・撮影 帯瀬利明 製作 にいがた映画塾

監督賞 『帰り道』  2019年 9分50秒

『帰り道』 作品紹介 英題 : A Walk Home ◆スタッフ 脚本・監督・編集・VFX : 東海林 毅 プロデューサー : 鷲野令奈 撮影 : 鏡 早智 照明 : 丸山和志 録音 : 加藤大志 若林洸太 音楽 : of Tropique 英語字幕 : 松田慎介 ◆キャスト : 眼 鏡太郎 田中博士 照井健仁 ほか ◆上映時間 : 9 分 50 秒 ◆音声 : STEREO ◆言語 : 日本語(博多弁) ◆オリジナルフォーマット : HD 16:9 ◆完成年月日 : :2019年 9 月 18 日
あらすじ
1944年、戦時下の日本・福岡を舞台に、徴兵検査を受けた学生たちの帰り道での青春の一幕を描く。戦争という大きなうねりにかき消される、セクシュアルマイノリティーの青年の極私的かつ人間的な感情を掬い取り可視化した。

 

撮影賞 『Rie』  2020年  5分

<あらすじ>
結婚を間近に控えているリエは、婚約者のもとを飛び出してしまう。
リエには忘れられない男性がいた。

<スタッフ>
撮影:宮川幸大 録音:名倉健郎 整音:落合諒磨 音楽:橋本秀幸 制作:黒田菫 協力:(株)ハリウッドラテ 製作:(合)TAK-PICTUERS  監督:かまだともゆき

<キャスト>
紀那きりこ 巴山祐樹 伊藤心菜

俳優賞 『ブースト』  2020年  28分

【あらすじ】
子供の頃、感情が豊かで溢れてしまっていたマチコは母からもらった不思議な瓶に自分の気持ちを封じ込めていた。
しかし、母に教えられたルールを守らないまま大人になったある日、彼女が抑えていた欲望がもう一人の自分となって現れてしまう。
彼女は必死になってもう一人の自分を追いかけるのであった。

【スタッフ・キャスト】
出演 長谷川葉生 柴田明良 秋田ようこ 千倉里菜 中島淳子 中山雄介 与古田千晃
森脇拓人 赤羽一馬 秋山大地 高木美嘉 柴田花音 大坪亮太

助監督 茅嶋直大、渡邉 玲、もりとみ舞、大坪亮太 録音  yuuki 音楽 伴正人 制作 長谷川葉生 監督・脚本・撮影・編集 木場明義

俳優賞 『そんな別れ。』 2019年  14分20秒

【あらすじ】
ルカの部屋から恋人のナギが去ろうとしていた。その矢先、悲しい知らせを持って兄が訪れる。ルカにとって、その日の別れはそれだけではなかった。

出演者
・岡田彩(おかだ あや)
・烏森まど(からすもり まど)
・本庄司(ほんじょう つかさ)
・鈴木義君(すずき よしきみ)
・渡邉帆貴(わたなべ ほだか)

スタッフ
・企画 岡田彩
・製作 ザンパノシアター
・音楽 サンサウンド
・衣装 上福元淳(tone)
・タイトル 岡崎絵美
・監督・脚本・撮影・録音・編集 渡邉高章

審査員特別賞 『ネイバーフッドインベイション』 2020年  19分

■あらすじ
オイスター・バーでエビドリアを頼んだら場が凍りついた。
悲劇の飲み会の帰り、大和は、友人の猛とついに奇跡を引き起こす。
これは新時代の創世記。民主主義をぶっ壊せ!

■スタッフ
脚本:山梨のかいじ / れみいポピンズ
助監督:山本圭祐
撮影:TOMOMI
録音:鈴木はじめ
録音助手:福本剛士 / 平山犬
VFX:田村元幸
音楽:Kurippertronixxx

■キャスト
佐藤悠玄
安藤尚之

審査員特別賞 『私にティッシュをください。』 2020年 17分44秒

あらすじ
平凡で退屈な毎日を送る独身アラフィフOL「サチコ」。 通勤中に、いつもティッシュ配りのお兄さんの姿を目にする。 何故か毎日自分だけポケットティッシュを貰えない。 「同僚ももらっている!?恋人ももらっている!?」 「なぜ私だけもらえないの???」 いつも傷つく事を恐れ人陰にひっそり潜み目立つ事なく生きてきた「サチコ」。 しかし、心の内側から今まで潜めていた数々の欲求が覚醒をし始める。 「私はこのティッシュを必ず手にする!」 覚醒した「サチコ」に戸惑うティッシュ配りの「お兄さん」。 この2人の壮絶なティッシュ争奪戦。その争奪戦に隠された双方の思惑から 予想外の真実と結末が繰り広げられるアクションコメディ。
CAST 主演 : 磯貝圭子 荒井大輔 田邊馨 吉野由香里 塚本尚紀 小池秀典 高橋美香子 小林正典 佐々木秀章 内平住職(覚王寺) Kazuki(JOKER CREW)

監督脚本編集 : 田邊馨 ◎STAFF Movie : 山越 昭仁 阿波邦昭 海谷陽弾 保川大和 ドローン撮影 : 斎藤拓也 Hair make : 近野充希 美術協力 : 田中千春 音楽監修 : Tuck Hersey Animation: 田邊馨 Graphic design: 荒井大輔 ◎撮影協力 : 覚王寺 札幌狸小路商店街 札幌フィルムコミッション 本郷商店街 フェニックスフィールド 北海道情報専門学校 株式会社木村エージェンシー 田邊家 ◎Special Thanks!! 横井俊介 市川クミ 大西暁子 梶川友里恵 田邊昇、久美子 Makio 田中順子 草子 荒井千愛

 

奨励賞 『崩壊をくれ。』 2020年 23分

出演:斎藤千晃、カレン、村田奈津樹、櫻井亜衣、坂城君、櫻井保幸
脚本:中野みづほ、櫻井保幸
撮影・照明:増本竜馬
制作:月野
監督・脚本・撮影・録音・編集:櫻井保幸

あらすじ:
女優を目指して上京しワンルームのアパートに一人暮らしをしているチアキ。夜は独り、誰もいない道を歩き続ける。

 

奨励賞 『命が笑っている』  2020年  25分

ある日一人の青年が海に消えた。彼は自らを詩人だと言った。
彼の行いは必然の選択だったのだろうか。その思いは誰にも理解されず、波とともに海を漂う。
キャスト
櫻井保幸 今城沙耶 村上真希 森下果音 田丸大輔
スタッフ
監督・脚本・撮影・編集:松隆祐也
照明:高山康平
録音:寒川聖美, 五十嵐猛吏
音楽:おりょー
ヘアメイク:田原美由紀
助監督:佐藤睦美, 杉山葉
制作:青木祐人
タイトル:Nobuki Sugino
監督:松隆 祐也

 

奨励賞 『Blue/Orange』  2020年 5分

あらすじ
流れる川、燃える炎、波打つ海。
キャスト
片山みのり 中島悠
スタッフ
録音:浜口春樹
監督・脚本・撮影・編集:山川智輝

 

脚本賞 『さよならは聞き足りない』  2020年  20分

・あらすじ
ユウキとマリアは上京して来た関西人同士。長らく肉体関係のないふたりは、カップルというよりも友人のような感がある。そんな折、飲み会で終電を逃したマリアがユウキの家に泊まりに来ることになるのだが…。少しのすれ違いからはじまる男女のひとつの別れ。瑞々しい会話や些細なやりとりに秘められた本音。さよならは聞き足りない。

・キャスト
ユウキ:佐々木詩音 マリア:吉野弘美 海斗:小玉祐毅 凛子:安楽楓 カフェ&バー店長:牛丸亮 オーナー:久田松真耶

・スタッフ
監督・脚本・編集:木島悠翔 撮影・照明・グレーディング:安楽涼 録音:藤高柚佳 音楽:伴正人 タイトルデザイン:東かほり

特別招待作品 『一杯のモヒンガー 』 2017年

※第20回長岡インディーズムービーコンペティション審査員特別賞受賞作品
一杯のモヒンガー(原題:Mohingar Tapwe!!)は、すべてミャンマー人の俳優で撮影された短編映画である。ミャンマーでは例のない「料理コメディ」という新しい分野に挑戦。ミャンマーの伝統料理のなまずそば「モヒンガー」を軸に展開する復讐劇だ。機械化による大量生産でミャンマーモヒンガー界を牛耳る悪の組織を相手に、若い職人が父の仇を取るため、手作りモヒンガーを武器に闘いを挑むストーリーとなっている。
2017年9月にはミャンマーで最も伝統のあるワッタン映画祭に出品。その後、脚本をミャンマー語と日本語の対訳形式で出版している。

【スタッフ紹介】
平田裕子(脚本)
本作品で脚本家デビュー。フランスの大学で映画を学んだ後、帰国して多数の映画の助監督などで経験を積む。脚本のネタ探しでヤンゴンに移住し、映画製作に携わることになった。
アウントゥレイン(共同監督)
日本語を学んだ日本映画好きのスタッフ。映像制作会社で経験を積み、本作品で本格的な映画製作に携わる。
【キャスト紹介】
ネイウーライン(ネインジャン役)
本作品で俳優デビュー。俳優養成コースを終了後、主役に起用される。その後も短編映画「ゴールデン・ロッカーズ」などに出演している。

 

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